昨日、もっとも起きてはいけないことが起こってしまった(夢をみた)。
仕事帰りに疲れ果てた足で自宅に戻ってきたのですが、部屋に入ると妻の姿がない。
いつもなら夕食の支度をしているはずだが、どうしたことだろう。
私は心配になりながらも、まずは自分の体を休めることにした。
翌朝、目が覚めると妻の姿はまだ見当たらない。
いつもより遅い時間なのに、彼女はまだ寝ているのだろうか。
心配になりながら、私はベッドから起き上がり、リビングに向かった。
すると、リビングのテーブルの上に一枚の手紙が置かれていた。
私は手紙を手に取り、不安な気持ちで読み始めた。
『ごめんなさい』
私は少し遠くへ行こうと思います。
私が去る理由はただ一つ、あなたが隠し続けている借金のことです。私は最近、偶然にもその事実を知りました。あなたがどれだけ必死になって働いているか、そして私たちの未来のために借金を返済していることを知った時、私は衝撃を受けたと同時にショックでした。
私はあなたを信じています。しかし、あなたが私に嘘をついてまで借金を抱え込むなんて、信じられませんでした。私たちは結婚してから長い時間を共に過ごしてきましたが、悪気はないにしても、あなたが私に隠しごとをした事実には変わりありません。
私はあなたを責めるつもりはありません。なぜあなたが借金をつくったのか知る由もありません。ただただ、私たちの未来を考えた時、このままではいけないと思います。
私は、あなたとの関係を見つめ直し、あなたもその間負担が軽くなると思うので、少しの間、私自身が去ることを決めました。
さようなら。
このような形で別れが訪れるとは思ってもみなかった。
彼女が私のもとに戻ってきてくれるのかどうか、文章の最後の方がどちらかよくわからない。
涙で目が開けられなくなりながら、夢から目を覚ましました。
「夢か。。。」
目覚めた私は、ほっとしたと同時に、ぐったりと疲れていました。
泣いた感覚がしっかり残り、実際に涙が出ていたようです。
今、現実では妻がいてくれる幸せを再確認できました。
今日からもう一度、借金返済のために必死に働くことを決めました。
それと同時に、妻はぜったいに借金がばれることはできないと強く誓うのでした。