「家を売っても住み続けられる」という仕組みで、
最近ひんぱんに広告をみるリースバックについて、実際に問い合わせて確認してみました。
ネットで検索するメリットデメリットは果たして本当なのか?
これからリースバックを検討しようという方や、家やマンションを売りたい方、
自分の不動産がいくらくらいになるのか知りたい方にとって、この記事がお役に立てれば幸いです。
※今回問い合わせしたのはこちらになります。
目次
査定依頼のフォーム
まず、WEBサイトの問い合わせフォームに情報を入力する形になります。
入力項目
1.物件情報の入力
- 戸建て or マンション
- 物件所在地 ※都道府県のみ
- 売却時期
- 問い合わせ内容
2.入力者情報
名前、ふりがな、電話番号、メールアドレスを入力する
入力はここまでです。
案内にもある通り60秒で完結できました。
また、基本は選択式なので入力に迷うことはありませんでした。
ちなみに、入力フォームを送った後によくある「問い合わせありがとうございます」といった確認メールは届きませんでした。
ちゃんと送れたのかな!?という確認はできません。。
かんたんなヒアリング
翌日の朝9時半ごろに、査定申し込みフォームに登録した番号に電話がかかってきました。
その電話で簡単なヒアリングがあります。
主には、簡単な事前ヒアリングと、電話面談の日程調整です。
ヒアリング内容
このヒアリングでは、物件情報等についてさらに詳しく聞かれます。
通話時間はおよそ20分でした。
1.物件について
- 物件の詳細住所
- 土地の大きさ・延床面積
- 売却する物件の購入した時期
- 売りたい時期
- 固定資産税がいくらか
2.属性などについて
- 家族構成
- 年収(夫婦の場合は世帯年収)
- 住宅ローン残債(おそらくリースバックの可・不可が大体判断つくのではと思われます。)
- 毎月のローンの支払い額(ボーナス払いを含みます。)
私の場合は、他に借金が有るか否か、も聞かれました。
ただ、どこでローンを組んだかまでは聞かれませんでした。
3.電話面談の日程調整
上記のあと、正式な電話面談担当者との日程調整に入ります。
電話面談は、平日は最終が18時半までで、日曜日は17時までのようです。
また、この時点でリースバックがどういう物かをざっくりと教えてくれましたが、
「詳しいことは電話面談で担当に尋ねて欲しい」と言っていました。
今回の電話は、主に日程を調整する担当の方のような印象でした。
電話面談
最初のヒアリングから2日後の夕方に電話面談の予定を入れました。
私の場合は、電話面談がはじまるとすぐ、冒頭で先方の担当者から「金額が合わない」との理由で断わられてしまいました。
断られはしたものの、自分のもつ不動産の価値がローンの残債に見合わないことがわかっただけでも、私にとっては収穫でした。
電話面談の内容
電話面談は、おおよそ30分程度の時間でした。
1.リースバックの説明
まずはリースバックについての説明がありました。
リースバックとは売却とほぼイコールですが、売却との違いは「家賃を払えば住み続けることが出来ること」とのことです。
ここまではほぼネットでも書いている情報です。
1.リースバック後の家賃
リースバックを実施した時の家賃は、おおよそ売却した価格の10%程度が年間家賃になるようです。
例えば、物件を1000万で売却した場合は、年間100万(月83000円ほど)が賃料としてかかる。
おおよその売った後に住むための家賃相場がわかりました。
2.契約時の初期費用
契約には手数料と、家賃保証会社との保証料が概ね家賃の2ヶ月分かかるとのことようです。
※上記の1000万円売却の場合は、約166000円(=賃料2ヶ月分)
また、売却時には仲介手数料がかかります。
仲介手数料は、一般的な不動産売買と同じで、売却価格の3%+6万円+事務手数料です。
買主は家の所有者する予定の方になり、その方との売買契約、賃貸借契約になるようです。
今回相談した業者は仲介業者であるために直接契約する対象ではないとのことです。
2.契約に至らないケース
基本的には、売却価格がローンの残債より低い場合は契約できないようです。
私のように。。。
おそらくは売却金額で一括でローンを返済できないので、抵当権を移せないためだと思われます。
(あまり詳しくないのですが、無理やり違うローンで返済する手もあるかもしれません。)
3.リースバックの傾向
リースバックは一般売却とは違うので、買取価格は若干安くなる傾向にあるようです。
とは言え、長年住んだ家に住み続けられるメリットは計り知れません。
また、契約後に「短い年数しか住ませてくれない」という事は今回相談した業者ではないとの事でした。(その部分は安心な会社です。)
大手は2年から3年の縛りがあったり、田舎の物件を相手にせず、一都三県の物件しか受け付けない業者も多いようでした。
総合的にみて、ピタットハウスはリースバックを検討する際には第一の問い合わせ先かと思います。
お礼のメール
電話面談の翌朝には、「ありがとうございました」と携帯に連絡がお礼のメールがきました。
また、担当の方の態度や説明はどうだったのかのお客さまアンケートのような質問がありました。
時間にして5分くらいでしたので、率直に感じたことを入力しました。
以上が今回問い合わせした結果の報告になります。