お金がない。
お金がないと考えていると、お金を稼ぐことよりもお金を借りる事にアタマを悩ませます。
しかも金利などどうでもよくなってくるのです。
なにせ、お金を借りたい。
現金を見たい。
そんな私も引っ掛かりそうになりました。
ヤミ金の新たな手口「後払い現金化」
ほとんど価値のない商品を客に買わせ、宣伝費などの名目で金銭を融通する「後払い現金化商法」が横行している。
無登録営業の業者が多く、渡した金額より高い商品の代金を支払わせて利息としており、警察当局はヤミ金融の新たな手口とみて、摘発を強化している。
「現金報酬ゲット」「即日キャッシュバック」――。
神奈川県の30歳代の男性会社員は昨秋、インターネット上のこんな文言に目を留めた。
コロナ禍で勤務先の経営が悪化して月収が約10万円減り、困っていた。
LINEで氏名、住所、給与明細の画像を業者に送信すると、「商品」として外国為替証拠金取引(FX取引)の指南書のデータが送られてきた。
指示通り、指定のサイトに「良い商品です」と投稿すると、約1時間後、口座に宣伝費名目で3万円が振り込まれた。
10日後、指南書の代金として業者に5万円を送金した。
宣伝費との差額2万円が実質的な「利息」で、年利換算約2400%は利息制限法の上限金利(年15~20%)を大幅に上回った。
チケット金融ってご存じですか?
私は過去にこの方法とほとんど同じ手法の「チケット金融」にハマったことがあります。
確か九州にある「トレード○○」という会社でした。
チケット金融の手口
チケット金融は、スポーツ新聞や雑誌の広告、街中の看板などで集客をしています。
チケット金融はチケットを買わせることが目的ではなく、法外な手数料で儲けを出そうとしているので、「代金後払い」「支払いは後払いでOK!」「審査不要」など、お金に困っている人が魅力的に感じるような広告を出して利用者を募っています。
広告に魅力を感じた利用者がチケット金融にコンタクトをとると、チケット金融業者は利用者に代金後払いでチケットを買わせてきます。
後払いなのでこの時点ではお金がなくてもチケットを購入することができてしまいます。
利用者は受け取ったチケットを、チケット金融から指定された金券ショップなどに売ることになります。
この時に受け取った現金は利用者が自由に使えるお金になるのですが、チケット金融と金券ショップは裏で繋がっているので当然利用者が得をするような仕組みにはなっていません。
後日、チケット金融は利用者にチケット代金の支払いを求めてくるのですが、ここが非常に大きなポイントになります。
例えば、利用者Aさんがチケット金融から新幹線の回数券20万円分を購入したとします(支払いは10日後)。
Aさんがチケット金融から指定された金券ショップに持って行くと、15万円で売却できることになりました。
Aさんはチケット売却代として15万円を手に入れました。
このお金は自由に使っても良いのですが、Aさんは10日後にチケット金融に20万円のチケット代を支払わなければいけません。
金券ショップが買い取った金額は15万円ですが、利用者は20万円を返済しなければいけないので、この差額5万円がチケット金融の儲けになります。
この方法ですと、月20.00%(年利240%)になります。。
やはり借りたら負け。。
年利240%で借り入れをしたら最後、そこから抜け出すことは不可能に近いです。
私はたまたまおまとめローンが通ったので脱出できましたが、負債額は倍になりました。
最後にこのような金融会社は堂々と下記の様に宣言しています。
債務整理はほとんど受け付けてくれませんので注意が必要です。
我々は刑法に違反しています
業界では珍しい「借入残高スライドリボルビング方式」を採用しております。
出資法で定められて金利は遥かに超過していることに間違いはございませんので刑法に違反しますが、闇金業界全体から見ると低金利の設定となっております。
また、返済周期も1ヶ月と定めさせて頂いており審査の段階でお客様と相談させて頂き約定日を決定させて頂きます。
約定日は基本、給料日の翌日とさせて頂きますが諸事情がある場合は担当者へご相談ください。