借金を延滞している人は、ブラックリストに載ってしまわないか、気になりますよね。
私は小心者なのでかなり気になります。
結論、消費者金融から借りたお金の返済を滞納してしまうとブラックリストに載ります。
消費者金融からはまず、電話や手紙を使った督促が始まります。
それだけではなく、滞納した次の日から、遅延損害金が加算されます。そのため、返済額はどんどん膨れ上がっていきます。
と、怖いことばかり書きましたが、そうでないケースや対策もあります。
一番気になるのが、消費者金融の返済を滞納した場合に、信用情報に記載されてしまうのかどうかという点かと思います。
そのことについて書いてみます。
Contents
ブラックリストに載ることについて
消費者金融の返済が滞った場合、残念ながら信用情報に載ってしまいます。
大体ですが、2ヶ月を過ぎても返済されない場合に載ることが多いようです。
具体的には信用情報に記載される決まりや定義などはありません。
ただ、以下のような事柄が発生した場合にはブラックリストに載る、とされています。
- 2〜3ヶ月の滞納
- 保証責務の履行、代位弁済
- 破産
- 再生
- 任意整理
ちなみに、事故情報などは信用機関に登録されますが、一定期間経つと削除されます。
しかし、悪質な滞納の場合は例外です。
容赦なくブラックリストや裁判所に報告されるので、返せるのに返せないという選択肢はやめておいた方が良いと思いました。
滞納した場合の流れ
消費者金融から借りたお金を返さないと、まずは催促が始まります。
その催促が来ても返済しないと、遅延損害金、一括請求、差し押さえ、などの強制執行が行われます。
それぞれ詳しくは下記のような感じになります。
やたら複雑な漢字が多いですが。。
損害遅延金が発生する
消費者金融から借金をして返済が遅れるがと、支払期日の翌日から「遅延損害金」が発生します。
遅延損害金は、賠償金の一種とされており、延滞利息や遅延利息とも呼ばれています。
遅延損害金は、ふつうの利息よりも高い金利が適用される場合がほとんどです。
元金と利息にプラスして遅延損害金を支払うことになるので、やはり、基本は返済を滞納させないほうが得です。
そんなのわかっていますが、、
一括での返済が求められる
延滞してから2ヶ月〜半年が経過すると、消費者金融から内容証明郵便が届きます。
借金と遅延損害金の全額を一括で返済するように指示する内容です。
債務者は、支払日に返済を継続している場合は利益が守られるため、一括請求を行うことはありません。
しかし、遅延すると利益を喪失する可能性があるため、債務者に対して一括請求を行えるようになるのです。
この要求に答えない場合は、訴訟や法的手続きにより財産の差し押さえが行われる可能性があります。
可能な限り早く対応する必要がありますね。
裁判所から差し押さえの強制執行が行われる
一括請求にも応じない場合は、消費者金融の申し立てにより、裁判所から特別送達という支払督促が命じられます。
特別送達とは裁判所から関係者に送られる特殊な郵便物です。
支払督促が届いて異議申し立てを行わないと裁判所から仮執行宣言支払督促が命令されます。
仮執行とは「本当に差し押さえを行いますがよろしいですか？」という警告文のようなもので、
この申し立てに対して2週間以内に異議申し立てを行わないと、財産などの差押が強制的に行われます。
この強制執行は法律に則って行われるため、拒否権などはありません。
恐ろしい。。
もし返済が難しくなったらどうすればいい？
では、ほんとうにどうにもこうにも返せない場合は、どう対処すれば良いのでしょうか？
返済が難しくなった場合、以下のような対処方法が挙げられます。
- 消費者金融に直接相談する
- 金利の低いカードローンやおまとめローンを借り換える
- 債務整理を利用する
消費者金融からの連絡を無視し続けると、一気に法的手続きに行かれる可能性があります。
返済する意義があることを証明するために、まず連絡して相談をしてみるのも有効のようです。
交渉次第では支払金額や返済方法の変更に応じてもらえる可能性もあるようです。
「返済する意思はあるが現状返せない」ということだけでも、伝えるだけでも対応が変わってくるかもしれません。
また、どうしても返済が難しい場合は、金利の低いローンなどに借り換えるなど何らかの処置をとるのも手です。
まあ、最終的な決断としては債務整理を検討という形になるかと思います。
債務整理することで、将来発生する利息や遅延損害金をカットすることができる可能性があります。
利息を減額できれば、月々の返済負担が減り、返済の目処が立ちます。
自分でどうしようもないと感じたときには、すぐに専門家に相談するのが良いです。
任意整理する、しないにかかわらず、私もそれで精神的にもかなり救われました。
もし、返済が難しくなっても、消費者金融からの連絡を無視し続けるのではなく、
返済が難しいという旨を伝えるのはぜったいにした方が良いです。
消費者金融の返済
あたり前ですが消費者金融は、
借りやすいかわりに金利が高く、計画的に利用しないと返済が難しくなります。
そのため、計画的に利用することはもちろん、
できることなら無理矢理にでも借りない方がよかったと今になって思います。
滞納が2ヶ月以上続くとブラックリストにも載りますし、
最悪裁判所からの命令で強制執行が行われる可能性もあるからです。
仮に、すでに借金してしまい返済が難しくなっても、無視するのではなく、
返済する意思があるということを消費者金融業者に伝えるようにしましょう。
交渉次第では返済が楽になったりする場合もあるようです。
もしそれでも難しければ、債務整理を視野に入れて弁護士や司法書士などに相談するようにしましょう。
